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  • 執筆者の写真Suguru Hasegawa

プロジェクト誕生秘話

更新日:2022年2月27日

今年8月末、NHK・BSプレミアムで長岡花火のドキュメンタリー(花火師が主体)と2019年の大花火大会の映像を組み合わせた番組が放映され、私たちのプロジェクトも5分程度テレビに映りました。


そして、また新たに長岡花火のドキュメンタリーが放映されるそうです。

2021年10月3日(日)13:57~約1時間 NHK・BSプレミアムにて。

詳細は分かり次第、お知らせします。


前回は5分程度でしたが、もう少し長く取り上げられると、皆様に私たちのプロジェクトの魅力が伝わって良いのかなぁと、思います。



さて、今回のblogは、テレビには放映されない、この「長岡花火キルトプロジェクト」の誕生秘話などについて、当プロジェクト代表の島田さんに伺いました。


長谷川:このプロジェクトを立ち上げようと思い立った、きっかけは?

島田:昨年11月、新潟県胎内市で開催した個展に、尊敬する知人の笹川正子さんに来ていただきました。個展では、一般的なハワイアンキルトに長岡花火の映像を投影するプロジェクションマッピングを展示したのですが、この時に笹川さんに「この作品を長岡の皆さんに見てほしい」と相談したことがきっかけです。


長谷川:当初は随分と違うかたちだったのですね?

島田:はい。笹川さんより長岡市議の荒木議員をご紹介いただき、「来年は長岡市とホノルル市の姉妹都市締結10周年なので、何か携われることはありませんか?」と相談しに行きました。そうしたら「何か企画をもってきて下さい」とのお話をいただき、最終的にプロジェクションマッピングから離れて、「一万人でつくるヨーヨーキルトの長岡花火プロジェクト」の企画書を作り上げて、持参しました。


長谷川:企画書の反応は、いかがでしたか?

島田:「1万人は無理です。やめましょう!」と言われました(苦笑)。


長谷川:それはショックでしたよね。

島田:でも諦めきれなくて、「一万人」を「一万個」に変えて、「キルトで打ち上げよう みんなで作ろう長岡花火 市民プロジェクト」という内容で、「長岡花火キルト」を制作する市民参加型のワークショップとしてスタートすることになりました。


長谷川:でも、プロジェクトを告知するチラシは荒木議員がデザインして下さったんですよね?

島田:はい。とても温かみのある、可愛らしいチラシを作って下さって、嬉しかったです。


長谷川:プロジェクトを進めていくうえで、どんなことが辛かったですか?

島田:私は新潟市に住んでいるので、毎週、約60Kmの道のりを長岡市内まで通うのは大変でした。そして、プロジェクトの告知。テレビやラジオ、新聞に取り上げてもらったり、友人・知人の「つて」をフル活用しました。でも、なんといっても新型コロナウイルス感染拡大の影響ですね。なるべく多くの方に参加していただきたかったのですが、会場が使えず延期したり、大人数で集まれなかったり・・・。やむを得ず郵送でやりとりするなど、想定外の費用もかかりました。


長谷川:大変でしたね。そんな中でも、プロジェクトを進めてきて、嬉しかったことは何ですか?

島田:今まで頑張って作ってきた「フレンドシップキルト」や各種コンテストへの挑戦経験が、今回とても役立ったことです。この経験があったからこそ、頑張れたと思います。自分が頑張ってきたことを全て生かすことができて、嬉しかったです。


長谷川:ご自身の力を全てつぎ込んで、ここまでの巨大キルトを自分の生徒だけではなく、私のような素人も巻き込んで完成させる。そのようなキルト教室の講師は、なかなかいないのではないかと思います。素晴らしいですね。

島田:ありがとうございます。みんな嬉しそうに針仕事をしてくれたのも嬉しかったし、長岡市に沢山のお友達ができたことも嬉しかったです。


長谷川:最後に、一言お願いします。

島田:私が指導している長岡クラスのメンバー、全国各地のオンラインサロンメンバーは勿論、本当に多くのボランティアの皆様に参加いただいて「長岡花火キルト」を完成させることが出来ました。本当にありがとうございます。ホノルル市に届けるまでが、このプロジェクトの目標ですので、引き続き、どうぞ宜しくお願いします。


長谷川:ありがとうございました。それでは皆様、島田さんがこのプロジェクトを立ち上げた時に、当プロジェクトへの参加を呼びかけた動画を、どうぞご覧ください。

【2021年2月制作 プロジェクトへの参加の呼びかけ動画】 ※長さ、約6分40秒



ボランティア

長谷川 卓

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