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  • 執筆者の写真Suguru Hasegawa

醸蔵に、戻ってきました

更新日:2022年11月27日

8月の約1ヶ月間、東京・新宿のホテルで展示された「長岡花火キルト」。多くの方々が作品を観に会場まで足を運んで下さいました。ありがとうございました。


秋になり、「長岡花火キルト」は長岡大花火の故郷・長岡市へ。8月の展示の後、傷んだ箇所の補修や華やかさを増す補強を施し、長岡市街地の南方に拡がる醸造の街・摂田屋(せったや)地域に在る、老舗の酒蔵「吉乃川」の酒ミュージアム「醸蔵」で、ただいま展示中です。


「醸蔵」での展示は、昨年秋、本年春に続いて3回目。これまでに比べ新型コロナウイルス感染拡大による行動制限が緩和されていることもあり、多くの方々が来場し、ご覧になっているようです。嬉しい限りです。


今回から諸般の理由でキルトとキルトの間に非常口を示すランプが入るようになったのですが、見上げた時の大きな迫力、キルトの明るい色合いと輝きは、毎回同じ。そして、布が持つ優しく温かい雰囲気が、築100年ほどの蔵が持つ歴史を感じさせるモダンかつレトロな雰囲気と相まって、見る者の心を癒すように包み込んでくれます。


花火の本番は、どちらかと言うと夏ですが、お酒の世界では秋は新酒が出る時期。日本酒の新酒というと寒い時期が中心のようですが、既に11月から飲める新酒もあります。「醸蔵」には有料の試飲コーナーもありますので、ぜひ酒に酔いしれ、「長岡花火キルト」の迫力と優しさに酔いしれる時間を、お過ごしください。

↑左上:「醸蔵」外観。右上:「醸蔵」玄関。新酒の出来上がりを表す緑の杉玉が飾られています。左下:試飲コーナーから望む「長岡花火キルト」。右下:醸造の街・摂田屋の小路。醤油の香りや日本酒の香りに包まれています。


ちなみに、私が訪ねた日は当プロジェクト代表の島田桃子さんが主宰するハワイアンキルト教室のレッスンが、「醸蔵」2階の会議室で行われていました。集まったメンバーの殆どが「長岡花火キルト」の制作に携わっています。


メンバーに伺いました。

・この景観にとても似合っている。

・凄く感動しました!

・長岡花火をキルトで表そうという発想が凄い。

・私たちの思い入れがこもっている花火です!

・作成に携わった達成感があった作品です。

・冬にも楽しめる花火です。


ところで、来年2023年の春には「ホノルル・フェスティバル」が再開される見通しで、この「長岡花火キルト」をハワイ・ホノルルで展示する予定です。そのため、「醸蔵」での展示は来年2023年の年明けまでを予定しています。


長岡には美味しい酒だけではなく、山の幸も海の幸も豊富。また新潟県内には温泉が点在しています。新型コロナウイルス感染拡大の状況にもよりますが、ぜひ長岡そして新潟県へ足を運んでいただき、それぞれの幸と「長岡花火キルト」をお楽しみください。



ボランティア

長谷川 卓

↑大きくも優しく温かな「長岡花火キルト」。約3か月ぶりに戻ってきました。

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