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  • 執筆者の写真Suguru Hasegawa

9月末まで、吉乃川「醸蔵」で展示中

更新日:2022年2月27日

創業1548年、新潟県内の最古の酒蔵「吉乃川」。市街地のJR長岡駅から各駅停車で南へ1駅、宮内駅から10分ほど歩いた摂田屋(せったや)という地区に在ります。


その敷地にある、大正時代に建設された築年数・約100年の倉庫(国登録有形文化財)を改装した、「吉乃川」の酒ミュージアム「醸蔵(じょうぐら)」に、私たちが制作した「長岡花火キルト」が、9月末まで展示されています。

※交通アクセス・営業時間・定休日 https://yosinogawa.co.jp/johgura/


この「吉乃川」は、超大型花火「正三尺玉」の長年のスポンサー。長岡大花火と非常に縁が深い酒造会社に、私たちが制作した「長岡花火キルト」が飾られるとは、とても幸せで有り難いことですね。


さて、中に入ると、まず目に入るのが左手前方に積まれている菰樽(こもたる)。この場所で後ろを振り返ると・・・、幅8m、高さ2mの「長岡花火キルト」が2階の手すりから吊り下げられているのが見えます。畳にして10畳分の大きさの「長岡花火キルト」は圧巻。「醸蔵」の内装は全体的に白いので、濃紺の背景にカラフルなヨーヨーキルトで表現されたキルトの花火が非常に映えます。


鏡開きなどに使われる菰樽の位置で振り返って「長岡花火キルト」を見上げた後、視線を下げてトイレの脇の壁面に目をやると、このプロジェクトの説明などが書かれたパネルがあります。ジックリと御覧ください。


更に蔵の奥に入ると、「吉乃川」の歴史や、昔から使っている酒造りの道具、酒造りの工程を紹介する展示コーナー。日本酒のツウも、日本酒とは縁がない方も、改めて酒造りの知識を得て、きっと有意義なのではないでしょうか? タブレットを使って身体を動かして酒造りの工程を楽しみながら学ぶゲームコーナーもあり、未成年など飲酒できない方でも楽しめますね。


もちろん、お酒が大好きな方には「SAKEバー」という試飲コーナー(有料)も充実。日本酒だけではなく、日本酒蔵のこだわりとして原料の一部に「米こうじ」を使った珍しい地ビールもあります。しかも、ここから「長岡花火キルト」が非常に良く見える! 「醸蔵」は天井が非常に高く、しかも屋根裏で鉄骨を組み合わせて建物を支えるトラス構造のため、蔵の中に柱が殆ど有りません。見通しが非常に良く、さらに天窓から降り注ぐ光が「長岡花火キルト」に良く当たり、キルトと一緒に付けたラメがキラキラ輝きます。地ビールや日本酒の美味しさと「長岡花火キルト」の美しさを楽しめる、贅沢な時間・・・。


ぜひ皆様も、足を運んで体感くださればと思います。


なお、摂田屋地域には、色彩豊かな鏝絵(こてえ)で装飾した土蔵がある「旧・機那(きな)サフラン酒本舗」や、摂田屋で作った漬物などの発酵食品やバーニャカウダ、ジェノベーゼなどのソースと海の幸・山の幸を使った独創的な「おむすび」が食べられる「6SUBI」(ムスビ)、その他にも昔から味噌や醤油や酒を醸造している店が沢山あります。「長岡キルト花火」を観がてら、どうぞ訪ねてみて下さい。


プロジェクト代表の島田さんが幼少期を過ごした摂田屋の界隈は、魅力満載です。



【吉乃川「醸蔵」の御案内】

https://yosinogawa.co.jp/johgura/

【旧・機那サフラン酒本舗(鏝絵蔵)の御案内】

https://nagaoka-navi.or.jp/spot/5880

【6SUBI(ムスビ)の御案内】

http://suzugroup.com/6subi ※ホームページ

https://www.facebook.com/profile.php?id=100039953377974 ※Facebook



ボランティア

長谷川 卓




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