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  • 執筆者の写真Suguru Hasegawa

2021、年の瀬を迎えて。

更新日:2022年2月27日

本日は12月29日。まもなく2021年が終わろうとしています。


今年、2021年は、新型コロナウイルス感染拡大に翻弄されながらも皆様の応援や支援により「長岡花火キルト」が見事に花開き、また多くの皆様に愛されました。


3月。「長岡花火キルトプロジェクト」の制作活動が本格的にスタート。長岡花火の故郷、新潟県長岡市の公共施設「アオーレ長岡」での週1回の活動日を中心に、大勢の市民の皆様、ボランティアの皆様に「長岡花火キルト」を形づくるヨーヨーキルトを作っていただきました。私もボランティアとして一緒にヨーヨーキルトを作りました。


ヨーヨーキルト作りと並行して、当プロジェクト代表の島田桃子さんが主宰するキルト教室のメンバーを中心に、「長岡花火キルト」の背景となる夜景づくりなど、様々な制作活動が進行。私も刺繍の一部分を担当しましたが、厚い生地に綺麗に刺繍糸を縫い付けていくのは難しかったです。


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年も8月2日・3日の長岡大花火大会が中止されることが発表になると、代表の島田さんは制作活動のスケジュールを組み直して、大花火大会の日に間に合うように「長岡花火キルト」を完成させることを決意。


そんな時、まさかの事態が!


制作活動が佳境を迎えた6月。新型コロナウイルス感染拡大により活動場所の「アオーレ長岡」が使用禁止となり、市民やボランティアによる制作活動がストップ。完成の遅れが懸念される中、島田さんが主宰するキルト教室のメンバーが、長岡市だけではなく新潟市や新潟県内そして全国各地で制作活動を分担し、このプロジェクトを支えました。


7月半ば。ようやく「アオーレ長岡」での活動を再開できるようになり、制作活動は大詰めへ。


そして迎えた7月30日。優しいながらも力強く、温かみを感じさせる「長岡花火キルト」、打ち上げ開始でございます!


「アオーレ長岡」のシアターに「長岡花火キルト」の大輪の花が開いた披露式の様子は、新潟県内のテレビニュース等で取り上げられましたね。私は披露式の会場で除幕の瞬間に立ち会いましたが、思わず目が潤みました・・・。この披露式終了の直後から「アオーレ長岡」での展示がスタート。屋外の歩道に面したショーウィンドウに展示されたので、通行する非常に多くの皆様の目に触れることとなりました。8月半ば以降は長岡市内のホテルやゴルフ場、企業の事務所やイベント会場などで展示され、より多くの皆様の目に触れる機会が増えました。


ちなみに長岡大花火大会が中止された8月2日・3日の夜は、長岡市内のホテルで開催された、プロジェクションマッピングで長岡大花火大会を楽しみながらビール等を味わう催しに出張。また8月末と10月上旬の2回、NHK-BSのドキュメンタリー番組で「長岡花火キルトプロジェクト」が取り上げられ、全国の皆様に「長岡花火キルト」を知っていただくきっかけとなりました。


9月上旬には、新潟市内のホテルで開催されたコンサートで、生演奏のハワイアンミュージックとフラダンスと共演し、愛と情熱と優しさのコラボレーションを披露。穏やかなハワイアンミュージックと、優しく美しいフラダンスとの調和が、素晴らしかったです。コンサート会場は、癒しの空間になりました。


9月下旬からは吉乃川の酒ミュージアム「醸蔵」(じょうぐら)、10月から11月は道の駅「ながおか花火館」で展示。「長岡花火キルト」と一緒に、長岡市の名産品である日本酒や、長岡市には欠かせない長岡大花火の歴史や構成などを楽しんだ方も多いのではないかと思います。「醸蔵」で盃を片手に「長岡花火キルト」を見ながら過ごす時間は、私にとって至福のひと時でした。


・・・この他にもいろいろな出来事があり、「長岡花火キルト」にとって、盛り沢山だった2021年。来る2022年は、どんな年になるでしょうか。


皆様が「長岡花火キルト」に注いで下さった本年の御厚情に感謝を申し上げると共に、来年に限らず、これからもずっと「長岡花火キルト」を何卒よろしく御願い申し上げます。



ボランティア

長谷川 卓

↑8月3日の夜、長岡市内のホテルで開催されたイベントにて。残念ながら中止となってしまった長岡大花火大会の復活を願い、エールを送りました。

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